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調査に当たって |
当局においては、市場における公正な競争環境の整備を図るため「東北地域におけるIT・ベンチャー企業の市場参入促進調査」を実施しましたが、この度、下記(概要書等)のとおり取りまとまりましたので、お知らせいたします。
本調査においては、東北地域におけるIT企業やベンチャー企業の振興に焦点を当て、公正な競争を阻害しているとみられる現在の取引慣行等を調査するため、受注側となるIT・ベンチャー企業等と発注側となる東北の地方自治体の双方からのアンケート調査やヒアリング調査を実施しました。
また、地元中小企業への発注を促進している先進事例について調査するなどして、地元中小IT・ベンチャー企業の受注機会を増加させるため、自治体側における発注方法等の改善策や、企業側の受注体制整備策等について取りまとめたものです。
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目次 |
1.本報告書・概要 PDF形式
32KB
2.本報告書・本編 PDF形式 820KB
3.資料編
(1)アンケート調査票
@自治体へのアンケート調査票 PDF形式
25.1KB
A中小ベンチャー企業へのアンケート調査票 12PDF形式
B中小IT企業へのアンケート調査票 21PDF形式
(2)アンケート調査集計結果表
@自治体へのアンケート調査集計結果表 91PDF形式
A中小ベンチャー企業へのアンケート調査集計結果表 48PDF形式
B中小IT企業へのアンケート調査集計結果表 91PDF形式
(3)自治体・IT・ベンチャー企業ヒアリング調査結果の概要 34PDF形式
4.IT調達に係る先進事例
(1)自治体(発注側)における地元中小企業の参入促進策
@秋田県美郷町(ITコーディネータ活用で町村合併に伴うシステムを統合)971PDF形式
A長崎県(CIO・情報統括責任者を設置し、オープンソース採用で小分け発注)1,595PDF形式
B北海道(公的発注を通じて中小IT企業の技術革新を加速)774PDF形式
(2)中小企業(受注側)の調達体制改善策
@会津IT産業協同組合(組合に会津大IT人材活用し産学連携で地域外でも活動1,588PDF形式
A潟nイパーソリューション(IT25社が連携、共同で受注増加と人材育成)801PDF形式
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調査の目的と概要 |
1.調査の目的
市場における競争環境適正化の推進と、東北地域における地元(本社が東北にある企業)の中小ベンチャー企業(以下単にベンチャー企業という)、中小IT企業(主として情報サービス業、以下単にIT企業という)の受注機会の増大を図るため、東北の地方自治体及び民間におけるIT企業・ベンチャー企業からのサービスや製品の調達実態を調査し、また、有効な対策を講じている国内市町村等の先進調達事例等を調査した上で、公正競争入札等への参加機会の増加のための有効な対策を検討して取りまとめ、事業者、自治体等に普及させることを目的に、その結果をPRする事業を実施する。
2.調査方法
アンケート調査、ヒアリング調査、既存文献資料調査を実施した。アンケート調査、ヒアリング調査は東北6県の自治体、ベンチャー企業・IT企業を対象とし、市場参入における調達の現状について調査を実施した。
(@アンケート調査回答数:自治体226、IT企業99社、ベンチャー企業80社、Aヒアリング調査:自治体8、IT・ベンチャー19企業)
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国、地方自治体における調達制度 |
| 公共調達制度は、国・地方公共団体のいずれにおいても、制度上は、価格を評価基準とした一般競争入札が原則とされ、一定の場合に指名競争入札または随意契約を行うことができることとされている。
原則として公共調達の評価基準である「一般競争入札」を実施することで、透明性・公平性の面で適切な価格競争が行われる一方で、安値入札などが行われ、企業の弱体化を招いている部分がある。また、最低制限価格制度や低入札価格調査制度を活用するなどの取り組みが進められているが、まだ一部に限定されているなどの課題も存在している。
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東北の自治体における調達(役務、物品)の現状と問題点 |
1.発注方法
競争入札参加資格審査制度の実施は、約6割の自治体で「既に実施している」との回答でり、実施て
いる自治体の約6割が国土交通省採用の「統一様式を使用している」と回答している。
総合評価落札方式、ライフサイクルコストベース、最低制限価格設定を採用している自治体は少数にとどまった。
2.地元企業への受注機会の増加に対する配慮
地元企業への配慮として優先的な発注の取り組みをしている自治体は、「既に実施している」と「一部実施している」を合わせ、全体の約半数を占めた。アンケートやヒアリング調査の結果からは、地方自治体ができるだけ地元企業に配慮しようとしている姿勢がうかがえた。
一方、民間企業からのアンケート調査結果では、自治体調達市場への参入に当たり障壁を感じている企業の割合は、ベンチャー企業が52%(民・民間では26%)、IT企業が54%(民・民間では25%)と民間企業同士の取引より参入障壁が多いという結果となっている。
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