平成14年度 製造業の変革支援に関する調査

〜東北ものづくりネットワークの形成に向けて〜

 

調査目的

 

  近年「世界の工場」としての台頭が著しい中国を中心にアジア地域への生産シフトがさらに加速する中で、わが国製造業(ものづくり産業)においては、国内生産拠点の縮小・集約化が確実に進行しつつあり、地域産業集積の「空洞化」懸念も一段と高まりつつある。
 特に、これまで電気機械関連の量産部門を中心に集積が形成されてきた東北のものづくり産業では、中国等の量産拠点と直接競合する厳しい状況を余儀なくされている。
 こうした中にあってわが国製造業では、国内生産の新たな競争優位を再構築すべく、単に国内外での製品・機能の分担関係の見直しにとどまらず、「ものづくりの仕組み・システム」そのものの変革に向けた様々な取り組み(ものづくり革新)が模索されているところである。
 これらの動向を背景に、平成13年度に(財)産業研究所で実施された「東北地域における戦略的ものづくり拠点の形成に関する調査研究」では、東北のものづくり産業が新たな競争優位を確立するための要となる「21世紀型ものづくりシステム」のあり方や、これに向けた具体的プロジェクトとして「生産準備センター(仮称)」の構築が検討・提案されている。
 本調査では、わが国製造業における今後の「ものづくり革新」の方向や、東北地域の産業集積の現状と特徴・強み等を踏まえつつ、「生産準備センター(仮称)」の展開を踏まえた東北発の「21世紀型ものづくりシステム」構築の方向について、先行地域の意欲的企業等による取り組みとも並行した検討を深めるとともに、これを核として東北各地の集積地間を結びつけるものづくりネットワークの形成方策を明らかにすることを目的としてこれを実施した。

 

目次

 

調査の概要 1

T 中国等との生産分業の新展開に対応した「ものづくり革新」の動向 5

T-1 わが国のものづくり産業における「ものづくり革新」の動向 5

T-2 東北のものづくり産業による「ものづくり革新」への取り組み動向 10

U 東北ものづくり産業の新たな競争優位のあり方と方向 17

U-1 産業集積地域をベースとした「ものづくり革新」の方向 17

U-2 東北の産業集積地域における新たな競争優位戦略の検討 21

V 東北地域における「ものづくり革新イニシアティブ」の形成 37

V-1 北上地域における「ものづくり革新イニシアティブ」の形成状況 38

V-2 米沢地域における「ものづくり革新イニシアティブ」の形成状況 46

W 東北ものづくりネットワークの形成方向と課題 53

W-1 集積地域間の連携強化による「ものづくり革新」の広域的展開の方向 53

W-2 東北ものづくりネットワークの形成に向けた課題 54

参考資料編 61

委員名簿 63

懇談会開催概要 64

懇談会・講演記録 66

 

報告書ダウンロード

 

製造業の変革支援に関する調査報告書(PDF:3,272KB)

 

お問い合わせ先

 

東北経済産業局 企画課
TEL 022−263−1111(内線5129)

 


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