特定ものづくり基盤技術とは

特定ものづくり基盤技術とは、ものづくり基盤技術振興基本法に規定するものづくり基盤技術のうち、それを活用する事業活動の相当部分が中小企業・小規模事業者によって行われるものであり、中小企業・小規模事業者がその高度化を図ることが我が国製造業の国際競争力の強化や新たな事業の創出に特に資するものをいいます。

技術指針への合致の確認

「特定ものづくり基盤技術高度化指針」(技術指針)では、最終製品を製造する川下企業のニーズを整理し、中小ものづくり高度化法で定める基盤技術を活用し、どういった技術開発の方向性によってサポートできるか、中小企業が目指すべき技術開発の方向性について定めています。

「中小ものづくり高度化法」に係る認定申請をお考えの方は、検討中の研究開発計画が技術指針の内容と合致していることが必須要件となりますので、必ず技術指針をご確認ください。
ご確認いただいた後、技術指針と適合する特定研究開発等計画を作成し、認定申請を行ってください。

「特定ものづくり基盤技術高度化指針」について

「特定ものづくり基盤技術高度化指針」は、中小企業・小規模事業者によるものづくり基盤技術に関する研究開発及びその成果の利用を促進するために、中小企業ものづくり高度化法に基づいて定めるものです。戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)等で国が支援する研究開発計画の認定基準であるとともに、中小企業・小規模事業者のものづくり技術の高度化を促進するためのガイドラインとしての役割・機能を果たすものとなっています。

詳細はこちらから(中小企業庁サイトへ)

特定ものづくり基盤技術高度化指針に「デザイン開発に係る技術」を追加しました(平成27年2月9日改正)

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2015/150209sapoin.htm

改正後の指針一覧(12技術の技術指針一覧はこちらからご覧いただけます)

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/shishin.html

技術指針全文

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/download/shishin/2015/sall.pdf

指針の概要

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/download/shishin/2015/iall.pdf

特定ものづくり基盤技術12分野

01 デザイン開発に係る技術
製品の審美性、ユーザーが求める価値、使用によって得られる新たな経験の実現・経験の質的な 向上等を追求することにより、製品自体の優位性のみならず、製品と人、製品と社会との相互作用的な関わりも含めた価値創造に繋がる総合的な設計技術。
02 情報処理に係る技術
IT(情報技術)を活用することで製品や製造プロセスの機能や制御を実現する情報処理技術。製造プロセスにおける生産性、品質やコスト等の競争力向上にも資する。
03 精密加工に係る技術
金属等の材料に対して機械加工・塑性加工等を施すことで精密な形状を生成する精密加工技術。製品や製品を構成する部品を直接加工するほか、部品を所定の形状に加工するための精密な工具や金型を製造する際にも利用される。
04 製造環境に係る技術
製造・流通等の現場の環境(温度、湿度、圧力、清浄度等)を制御・調整するものづくり環境調整技術。
05 接合・実装に係る技術
相変化、化学変化、塑性・弾性変形等により多様な素材・部品を接合・実装することで、力学特性、電気特性、光学特性、熱伝達特性、耐環境特性等の機能を顕現する接合・実装技術。
06 立体造形に係る技術
自由度が高い任意の立体形状を造形する立体造形技術。(ただし、3 精密加工に係る技術に含まれるものを除く。)
07 表面処理に係る技術
バルク(単独組織の部素材)では持ち得ない機能性を基材に付加するための機能性界面・被覆膜形成技術。
08 機械制御に係る技術
力学的な動きを司る機構により動的特性を制御する動的機構技術。動力利用の効率化や位置決め 精度・速度の向上、振動・騒音の抑制等を達成するために利用される。
09 複合・新機能材料に係る技術
部素材の生成等に際し、新たな原材料の開発、特性の異なる複数の原材料の組合せ等により、強度、剛性、耐摩耗性、耐食性、軽量等の物理特性や耐熱性、電気特性、化学特性等の特性を向上する又は従来にない新しい機能を顕現する複合・新機能材料技術。
10 材料製造プロセスに係る技術
目的物である化学素材、金属・セラミックス素材、繊維素材及びそれらの複合素材の収量効率化や品質劣化回避による素材の品質向上、環境負荷・エネルギー消費の低減等のために反応条件の制御、不要物の分解・除去 、断熱等による熱効率の向上等を達成する材料製造プロセス技術。
11 バイオに係る技術
微生物を含む多様な生物の持つ機能を解明・高度化することにより、医薬品、エネルギー、食品、化学品等の製造、それらの評価・解析等の効率化及び高性能化を実現するバイオ技術。
12 測定計測に係る技術
適切な測定計測や信頼性の高い検査・評価等を実現するため、ニーズに応じたデータを取得する測定計測技術。
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