プロジェクトの基本情報

プロジェクト名 レーザ・パターニングとインモールド成形での異種材料複合化技術による次世代HV/EV用ECUケースの開発
対象となる川下分野 電子機器部品、車載用部品
川下企業における
ニーズの対応
軽量化、低価格化、気密構造・放熱性構造の向上
上記ニーズに対する
具体的な数値
事業化状況 試作品完成
対象としている素材 樹脂、金属
採択年度 平成23年

プロジェクトの詳細

プロジェクトに至った背景・経緯

 自動車業界では、「軽量化」「品質向上」「コスト低減」を目的とした筐体材料・部品材料のハイブリッド化(部品材料の複合化)のニーズが増大している。
 特に接着や締結等によらない金属と樹脂の強固な一体化技術が求められているが、現行技術においては生産性・信頼性に問題点をかかえており、有効な対応が充分に取られていないのが現状である。

研究開発のポイント

新たにレーザを活用した異種材料を一体化するためのプロセス開発を行う。
そして、この技術を応用展開し事業化を推進する。

研究開発の具体的な成果

(1) レーザによる表面処理技術・樹脂充填方法の最適化研究の結果をふまえ、ECUケースをイメージした車載用複合部品のモデルを製作した。
 
(2) 車載用複合部品のモデルにおいて、生産タクト「45sec以下での連続成形体制の構築」を達成することができた。
 
(3) 製作した車載用複合部品のモデルについては、全て金属で構成されている部品を、金属と樹脂の複合部品に置き換えた場合、金属単体での構成重量に対し「 重量比30%低減 」について、満足することができた。
 
(4) 製作した車載用複合部品のモデルの信頼性評価を進めたところ、PPS材料においては、車載部品レベルで要求される気密性を確保できた。
 
(5) レーザ処理時間については、設備選定や処理条件の最適化を行うことにより、処理時間を現行の60%以下に削減することができた。
 また、アルミニウム合金の処理においては、本研究を進める前の処理時間と比較し、1/5以下と大幅に低減できた。
 
(6) 非破壊評価体制については、気密性評価測定器(リークテスタ)を活用することにより、実用化のめど付けることができた。

利用イメージ、今後の活用が見込める分野・製品等

自動車メーカー、車載メーカー、家電メーカーの各種部品の接合

eExpo

https://eexpo.jp/companies/2000210232

J-GoodTech

好事例のご紹介

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事業化への取り組み

知財・広報活動
今後の見通し 今後の展開としては、自動車メーカ・車載メーカに対しては、2018年モデルでの採用を目標とし、情報発信・試作対応を継続する。
それと平行して、サイクルの早い民生機器への展開をさらに強化し、この1~2年の間で、量産技術も含めたノウハウ・品質保証の実績を積み重ねて、車載備品への採用を推進して行く予定である。
当初の目標を踏まえた上での達成度や新たな課題 今後は成果物である車載用複合部品のモデルを活用し、自動車メーカ・車載部品メーカへの技術提案を推進する。また、早期実用化・事業化を見据えた計画を策定し、他の製品分野に対しても多角的な技術の展開を図る。

研究開発の体制

事業管理機関 株式会社インテリジェント・コスモス研究機構(ICR)
法認定事業者 ヤマセ電気株式会社
研究実施機関 ヤマセ電気株式会社
国立仙台高等専門学校
宮城県産業技術総合 センター
国立大学法人 山形大学

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事業の参考となる資料

成果報告書概要版 23220404020_(株)インテリジェント・コスモス研究機構_レーザ・パタ

企業情報

社名 ヤマセ電気株式会社
所在地 宮城県加美郡色麻町四竈字はぬ木町154-1
電話番号 0229-32-5663
業種
事業内容
URL http://www.yamase-net.co.jp/
本プロジェクトに関する問い合わせ先部署名・担当者名 主任技師 佐藤 昌之

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