秋田県 大館曲げわっぱの製法や工程について

製造工程

技術・技法

  1. 木地造りは、次の技術又は技法によること。
    1. 曲げに使用する板材は、スギの柾目板とし、仕上げ削りをすること。
    2. 「はぎ取り」をする場合は、かんなを用いてすること。
    3. 「煮沸」をした後、手作業による「曲げ」をすること。
    4. 「つま取り」をする場合は、小刀を用いてすること。
    5. 「樺縫い」をする場合は、「目通し錐」を用いてすること。
    6. ふた、底板、取手、脚又は注ぎ口がある場合は、それぞれ、かんな、小刀又はのみを用いて成形すること。
  2. 組立ては、次の技術又は技法によること。
    1. 底板の「仕込み」は、「平底」、「上げ底」又は「しゃくり底」のいずれかによること。
    2. 「曲げ輪重ね」は、「鉢巻きかけ」、「帯かけ」又は「重ね合せ」のいずれかによること。
    3. 手作業による仕上げ磨きをすること。
  3. 塗りをする場合は、次の技術又は技法によること。
    1. 「花塗り」にあっては、柿渋に松煙を混ぜ合わせたものを塗付した後、精製漆を用いる「地塗り」、中塗り及び上塗りをすること。
    2. 「しばき塗り」にあっては、「ベンガラしばき」をし、柿渋を用いる「渋塗り」をした後、透漆を用いる上塗りをすること。

原材料

  1. 木地は、スギ、ヒバ若しくはホオ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。
  2. 「樺縫い」に使用する樹皮は、サクラの樹皮とすること。
  3. のりは、そくいとすること。
  4. 漆は、天然漆とすること。

産地組合の概要

◇組合名 大館曲げわっぱ協同組合
◇所在地 〒017-0842 秋田県大館市馬喰町17
◇TEL 0186-49-5521
◇FAX 0186-57-8490
◇ホームページ http://odate-magewappa.com/
◇企業数 8社
◇従事者数 63名
◇年間生産額 約3億3千万円
◇伝統工芸士 15名
◇主な製品 曲げわっぱ弁当、おひつ