岩手県 浄法寺塗の製法や工程について

製造工程

トチ・ミズメザクラ・ケヤキ等の材料を用いて木地を作ります。途中で乾燥させ木地を仕上げ、生漆を塗って木固めします。
これに地塗り・化粧錆などの工程を経て漆地下地を完成させます。これに「花塗」、又は「ろいろ塗」を施して完成させます。

技術・技法

  1. 下地造りは、次のいずれかによること。
    1. 「蒔地下地」にあっては、精製漆を塗付し、地の粉又は炭粉を蒔付けた後、精製漆を用いて「粉固め」をすること。
    2. 「漆地下地」にあっては、精製漆を塗付しては水研ぎをすることを繰り返すこと。
  2. 塗漆は、次の技術又は技法によること。
    1. 「下塗」及び「中塗」をすること。
    2. 「上塗」は、花塗又はろいろ塗とすること。
  3. 加飾をする場合には、「漆絵」、「粉蒔絵」又は、「南部箔絵」によること。

原材料

  1. 漆は、天然漆とすること。
  2. 木地は、次のいずれかによること。
    1. 挽き物にあっては、ケヤキ、ホオ、トチ、ブナ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。
    2. 指物にあっては、ケヤキ、ホオ、ヒバ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

産地組合の概要

◇組合名 岩手県漆器協同組合
◇所在地 〒029-0523 岩手県一関市大東町摺沢字但馬崎10
◇TEL 0191-75-3153
◇FAX 0191-75-2395
◇ホームページ  - 
◇企業数 11社(秀衡塗を含む)
◇従事者数 32名(秀衡塗を含む)
◇年間生産額 約2億円(秀衡塗を含む)
伝統工芸士 11名(秀衡塗を含む)
主な製品 汁椀、皿類、盆類、屠蘇器、吸椀、煮物椀