宮城県 雄勝硯

宮城県 雄勝硯

産地

宮城県 石巻市(雄勝町)、仙台市

歴史

 雄勝硯の歴史は大変古く、口伝によると約600年前の室町時代の頃と言われています。 元和年間(1615~1624年)伊達政宗公が遠島(牡鹿半島)へ鹿狩りの折り、硯二面を献上され、いたく称賛され、褒美を授ったとされています。
 また二代忠宗公もその巧みな技に感服し硯師を伊達藩に抱え、硯材を産する山に「お止め山(お留山)」と称し一般の採石を許さなかったと言われています。

特徴

 黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れその特性は純黒色で圧縮・曲げに強く吸水率が低く、化学作用や永い年月にも変質しない性質を持っている。
 また、石肌の自然模様はいつまでも見飽きることのない優雅さがあり、柔らかな黒髪を思わせる女性美を持っています。

産地PR・最近の取り組み、課題など

~最近の取り組み~
原材料となる雄勝石の薄く割れる性質を活かし、石皿など硯以外の石工芸品の製造に取り組み一般家庭においても気軽に使用できる商品開発を行っている。
~課題~
採石業・製硯業の後継者が確保されていないことから、後継者の確保育成が最大の課題となっている。

指定年月日

昭和60年5月22日