宮城県 鳴子漆器

宮城県 鳴子漆器

産地

宮城県 大崎市

歴史

 今から350年以上も前の寛永年間(1624年~1643年)の創始と伝えられ、岩出山藩3代城主伊達弾正敏親が、塗師の田村卯兵衛と蒔絵師の菊田三蔵を京都に派遣し、修行させ、鳴子漆器の振興を図ったとされています。
 安永2年(1773年)の「鳴子村風土記書出」において塗物、箸、楊枝などの産物の記載があり、鳴子の主要産物だったことがわかります。文化2年(1805年)の「漆出高記」には、漆の採取が行われていたことが、記録されています。

特徴

 鳴子漆器の特徴は、挽物木地の塗立て技術にあります。塗りは木目を生かした木地呂塗りやふき漆仕上げ、また、独特の墨流しの技法の竜文塗があり、しっとりした美しさがあります。さらに、中塗りを施した後、蒔絵による加 飾をする場合もあります。
鳴子漆器は日用生活用品として使い良さ、丈夫さに人気があります。

産地PR・最近の取り組み、課題など

 職人の技術の向上と販路拡大のため、毎年9月第1週の土日には、鳴子漆器展を開催しています。多数のご来場をお待ちしています。
 また、JAPANブランド育成支援事業において、木地玩具(鳴子こけし)と鳴子漆器の融合による新しい取り組みを開始し、飽きが来なく長年愛せるような、オーソドックスであるが主張のある空間に溶け込んだ製品開発を目指し、日本の玩具としての新境地を開拓し、海外進出をも目指している。

指定年月日

平成3年5月20日