宮城県 鳴子漆器の製法や工程について

製造工程

 製造工程は、木地造り、下地造り、塗漆、加飾の4工程に大別されます。木地造りには焼き物、角物、曲げ物の3種類があり、漆本下地、さび下地、渋下地等により下地造りを施し、中塗をした後、花塗、ろいろ塗を行います。また、蒔絵による加飾をする場合もあります。

技術・技法

  1. 木地造りは、次のいずれかによること。
    1. 挽き物にあっては、ろくろ台及びろくろがんなを用いて成形すること。
    2. 「角物」にあっては、「挽き曲げ」、「留組み」又は「ほぞ組み」をすること。
    3. 曲げ物にあっては、「ころ」を用いる「曲げ加工」をすること。
  2. 下地造りは、次のいずれかによること。
    1. 木地呂塗にあっては、「漆本下地」又は「渋下地」によること。
    2. 「朱塗」、「溜塗」、「黒塗」又は「叢雲塗」にあっては「漆本下地」、「さび下地」、「蒔地下地」又は「渋下地」によること。
  3. 塗漆は、中塗をした後、「花塗」又は「ろいろ塗」によること。
  4. 加飾をする場合には、蒔絵によること。

原材料

  1. 漆は、天然漆とすること。
  2. 木地は、ケヤキ、トチ、ブナ、ホオ、カツラ、スギ、ヒノキ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

産地組合の概要

◇組合名 鳴子漆器協同組合
◇所在地 〒989-6822 宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷122-2
◇TEL 0229-83-3628
◇FAX 0229-82-2240
◇ホームページ  − 
◇企業数 7社
◇従事者数 7名
◇年間生産額 約2千万円
◇伝統工芸士 3名
◇主な製品 盆、茶托、重箱、菓子器、汁椀など