山形県 山形鋳物

山形県 山形鋳物

産地

山形県 山形市

歴史

 およそ900年前平安時代の康平年間に、乱平定のため源頼義が山形地方を転戦し、その時従軍した鋳物師が山形市内を流れる川の砂と付近の土質が鋳物に最適であることを発見、何人かが留まり、これが山形鋳物の始まりと言われております。
 12代目の最上義光が、慶長年間ご城下の再編成を行い火を扱う町づくりをしたのが、鋳物産地としての基礎をつくり日本における工業団地の始まりとも言われております。
 元和元年(1615年)、京都などの先進地を視察し山形ブロンズ鋳物の技術が確立され、その後数十年で梵鐘や灯籠など製作されるまで、飛躍的に発展しました。

特徴

 山形鋳物は機械鋳物と工芸鋳物に大別されますが、工芸鋳物は鉄製のものと銅合金(ブロンズ)のものとがあります。
 伝統に磨かれた独特の鋳型作り、文様押し、肌打ち、漆仕上げ等伝統的技法により薄物で繊細な肌と形の正確さが特徴です。

産地PR・最近の取り組み、課題など

 伝統的な技術、技法、原材料の特質を生かすことを基本理念とすることは言うまでもありません。しかも現代生活にマッチしたものは何であるかを前提とし、現代生活にマッチした製品は何かを常に希求し、産地振興の真のものは何であるか、どう対策を打ち出すべきか、必死で検討思考して新しい発想を展開することが、今後産地として課せられた何にも増しての急務であります。
 これをモットーに製品開発を行い、各地の伝統的工芸品展へ出展しています。

指定年月日

昭和50年2月17日