岩手県 南部鉄器の製法や工程について
製造工程
技術・技法
- 鋳型造りは、次の技術又は技法によること。
- 砂型であること。
- 溶湯と接する部分の鋳物砂には、「真土」を用いること。
- 鋳型の造型は、「挽き型」又は「込め型」によること。
- 「挽き型」による場合には、鋳型の表面に「紋様押し」又は「肌打ち」をすること。
- 鋳型の焼成又は乾燥(「肌焼き」を含む。)をすること。
- 鋳物の表面は、漆及び鉄しょうを用いて着色をすること。
- 料理用具として用いられるものにあっては、「金気止め」をすること。
原材料
- 鋳物の素材は、砂鉄又は鋳物用銑鉄とすること。
- 着色剤に用いる漆は、天然漆とすること。
産地組合の概要
◇組合名 |
岩手県南部鉄器協同組合連合会 |
◇所在地 |
〒020-0055 岩手県盛岡市繁字尾入野64-102 盛岡手づくり村内 |
◇TEL |
019-689-2336 |
◇FAX |
019-689-2337 |
◇ホームページ |
南部鉄器協同組合 |
◇企業数 |
74事業所 |
◇従事者数 |
730名(推計) |
◇年間生産額 |
約92億円(推計) |
◇伝統工芸士 |
21名 |
◇主な製品 |
茶の湯釜、鉄びん、その他鉄器製品全般 |