東北経済産業局
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)東北支所は、この度、「使用期間10年を目安に給湯機や食洗機等は点検を受けましょう〜経年劣化による事故を防ぐ「長期使用製品安全点検制度」〜」として、製品事故情報を以下のとおり公表しましたので、お知らせいたします。
NITEに通知された製品事故情報によりますと、9品目に指定されている屋内式ガスふろがまやビルトイン式電気食器洗機、ガス瞬間湯沸器などの事故が平成24年度から平成28年度までの5年間に全国で715件ありました。使用期間が判明したものは634件で、そのうち435件(69%)が、10年以上使用した製品で起こっています。また、10年以上使用された製品による事故の被害状況は、死亡2件、重傷1件などで、435件のうち248件(57%)は、火災を伴う事故となっています。
10年以上使用された製品による事故のうち東北地方6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)では合計39件発生しており、火災を伴うものが26件、軽傷が1件となっています。