放射光利活用による地域企業の課題解決・価値創造フォーラムを開催します

2024年02月15日 東北経済産業局
2024年02月19日 最終更新

背景と概要

研究開発や製品製造における計測技術の重要性の高まりから、地域企業においても、半導体や電子部品、先端材料、化学、機械、金属、バイオ、食品及び醸造等幅広い分野で放射光の高度計測技術が活用され、技術課題のブレークスルーや生産効率化、品質保証等につなげるなどの成果も創出されています。

放射光施設は、「ナノを見ることができる巨大な顕微鏡」ともいわれ、従来の計測機器では「見えなかった」対象も「見る」ことができる計測ツールです。また、最新鋭の放射光施設NanoTerasuが2024年4月に本格稼働予定であり、地域企業にとっても多様な計測ツールが選択できる環境が整いつつあります。

本フォーラムでは、放射光を活用している地域企業・サポート機関に具体の事例を織り交ぜたお話をいただきます。また、併せて、フォーラム現地参加者を対象とするNanoTerasu視察会を実施します。

「我が社は放射光とは縁遠い」「放射光とは何か知らない」とお感じの企業様、支援機関様こそ、是非御参加ください。

開催内容

開催日時

2024年3月13日（水曜日）
13時00分～17時15分

• NanoTerasu施設現地視察会の日程については下記「NanoTerasu視察会（フォーラム参加者限定プログラム）」を参照してください。

開催場所

TKPガーデンシティPremium仙台西口 ホール8B

開催形式

ハイブリッド開催（参加無料）

主催

東北経済産業局

共催

ナノテラス利用促進協議会、次世代放射光等先端分析機器活用研究会

運営事務局

株式会社矢野経済研究所

プログラム

第一部

対象者：主として全国の中小ものづくり企業（経営層等）

基調講演
「地域と世界をつなぐ、NanoTerasu；ナノテラス」

• 一般財団法人光科学イノベーションセンター
  理事長　高田 昌樹　氏

トークセッション
「放射光利活用の実際と今後への期待」

情報提供

第二部

対象者：主として全国の公設試等支援機関、地域企業研究開発担当者

基調講演
「地域企業による放射光利用に向けた取組と課題」

• 一般財団法人光科学イノベーションセンター
  シニアアドバイザー　八木 直人　氏

取組事例紹介

産学連携による取組事例の紹介

• 東北大学大学院 農学研究科附属放射光生命農学センター
  助教　日高 將文　氏

支援力向上を目指す、公設試における取組事例の紹介

• （東北経済産業局プロジェクト（公設試等放射光利活用実践事業）合同MTG成果発表）

NanoTerasu視察会（フォーラム参加者限定プログラム）

2024年4月に稼働予定のNanoTerasuを内覧いただけます。

視察開始時間

• 第1グループ：10時00分～
• 第2グループ：10時40分～

フォーラム案内チラシ

• 「放射光利活用による地域企業の課題解決・価値創造フォーラム」チラシ （PDF形式：432KB）[2024年02月19日 更新]

申込方法

下記からアクセスしてお申込みください。

• 放射光利活用による地域企業の課題解決・価値創造フォーラム（株式会社矢野経済研究所ホームページ）

• お申込みに際していただいた個人情報については、本セミナーの実施、運営に限って利用します

 

セミナーに関するお問合せ

東北経済産業局 地域経済部 産業技術革新課

電話：022-221-4882（直通）