TOHOKU CRAFT 学生コラボプロジェクトを開催します
東北経済産業局
最終更新
東北経済産業局では、TOHOKU CRAFT(※)の新商品開発及び産地における知的財産権制度の普及・活用促進によるTOHOKU CRAFTのブランド価値向上を図ることを目的として、「TOHOKU CRAFT 学生コラボプロジェクト」を開催します。
- TOHOKU CRAFTとは、確かな技術や歴史に裏付けされた東北地域の工芸品のこと。
事業概要
TOHOKU CRAFT産地と学生によるグループが、サポーターや知財専門家のアドバイスを受けながらワークショップや産地への取材、ミーティングを通じて新たな商品開発のアイデアと知的財産権の活用を検討し、発表会でプレゼンテーションを行います。
事業の背景及び目的
東北地域には確かな技術や歴史に裏付けされた魅力的な工芸品が多い一方で、消費者のライフスタイルやニーズの変化により、商品開発に悩みを抱えている産地もあります。
また、海外での模倣品も課題となっており、国内外へと販路が拡大している現代では、新しい技術やデザイン等を保護する知的財産権制度の活用は模倣品排除だけではなく、ブランド価値の形成にも繋がります。
そこで、本事業では、若い世代による新たなアイデアを取り入れた商品開発や、当該商品等の知財を活用したブランドの構築を行うことで、事業創造活動の活性化に貢献することを目的として実施いたします。
参加産地
県 | 団体等名 | 工芸品名 |
---|---|---|
青森県 | テキスタイルスタジオ村上 | 津軽裂織 |
宮城県 | 仙台箪笥協同組合 | 仙台箪笥 |
秋田県 | ||
有限会社柴田慶信商店 | 大館曲げわっぱ | |
有限会社冨岡商店 | 樺細工 | |
山形県 | 有限会社永井家具店 | 米沢箪笥 |
福島県 | 奥会津三島編組品振興協議会 | 奥会津編み組細工 |
参加学生
東北地域の大学生
サポーター、知財専門家
本事業では、参加者が新商品の企画検討を行うにあたりアドバイスを行うサポーター、知的財産権の活用の観点からアドバイスを行う知財専門家を各グループに配置します。
サポーター
- ニッポン手仕事図鑑 編集長 大牧 圭吾 氏
- 鎌倉・文具と雑貨の店コトリ 森岡 淳 氏
- 奥心舎/Oshinsha ディレクター 齋藤 高晴 氏
知財専門家
- 青森県知財総合支援窓口 田中 智 氏
- 宮城県知財総合支援窓口 片平 忠夫 氏
- 秋田県知財総合支援窓口 水沢 正 氏
- 秋田県知財総合支援窓口 石川 直人 氏
- 山形県知財総合支援窓口 川﨑 裕 氏
- 福島県知財総合支援窓口 桐生 正人 氏
スケジュール
オリエンテーション
2022年8月2日(火曜日)
第1回ワークショップ「工場・工房見学で産地を知る」
2022年8月~9月
第2回ワークショップ「新商品開発と知的財産権制度の活用を考える」
2022年9月~10月
TOHOKU CRAFT 学生コラボプロジェクト発表会
2022年11月19日(土曜日)
TOHOKU CRAFT 学生コラボプロジェクト発表会[2022年10月26日 更新]
2022年11月に秋田県秋田市で開催されるKOUGEI EXPO in AKITA(第39回伝統的工芸品月間国民会議全国大会)のイベントとして「TOHOKU CRAFT 学生コラボプロジェクト発表会」を開催します。
発表会では各グループが検討した新商品のアイデアや知的財産権制度の活用について、参加学生がプレゼンテーションを行います。詳細については、以下のページを御覧ください。
- 東北経済産業局 産業部 経営支援課 地域ブランド連携推進室
- 電話:022-221-4923(直通)
FAX:022-215-9463