水素キャンプ実証事業に係る報告
東北経済産業局
東北経済産業局では、カーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギー、省エネルギー、地域新電力そして水素などに係る取組を実施しています。
このたび、他の地域や自治体レベルにおいても再現可能な簡易な手法(水素燃料電池自動車:FCVを水素のインターフェースとして使用した実証)で、水素をエネルギー源とした「キャンプ」を実施しましたので、その内容について報告します。
水素キャンプの目的
技術的・経済的な課題が残る水素について、一旦「当たり前のエネルギー」と仮定し、一般化したインフラとして従来の暮らし(災害対応含む)に填め込んだ事業を企画することによって、水素を地域の魅力発信の源流とし、新しい地域の価値の創出とその新しい価値によって地域の課題として一般的に提示される「移住定住」「若者誘致」などへ訴求していく可能性を検証することを目的としました。
- 一般の水素関連の事業は事業規模が大きく、また、技術的・経済的に専門性の高い事業となることで地域レベルの身近な事業になりにくいことも考慮し、「キャンプ」という形としています。
具体的な内容
水素ステーション敷地内において、太陽光発電からの電気による電解水素の製造、当該水素を水素ステーション経由でFCVへ充填、FCVから専用配電盤を通して電気を使用する形で、キャンプを3日間行いました。
その結果を踏まえ、「UIJや企業誘致に係る可能性について」及び「水素ステーションの防災拠点としての活用に係る可能性ついて」の2つの観点で検証しました。
説明資料
「水素キャンプ」実証報告書
- 「水素キャンプ」実証報告書
(PDF形式:992KB)
お問合せ先
- 東北経済産業局 資源エネルギー環境課
- 担当:井元、亀田、佐藤、中村
- 電話:022-221-4927(直通)
- FAX:022-215-0757
このページに関するお問合せ先
- 東北経済産業局 資源エネルギー環境部 資源エネルギー環境課
- 電話:022-221-4927(直通)
FAX:022-213-0757