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TOHOKU DX大賞事例集
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2024年
ビジネスイノベーション部門
【最優秀賞】
DXによる見える化の徹底とビジネス革新(岩舘電気株式会社 岩手県盛岡市)
DXが進まない建設業において、自社ポータルを自社開発し社内に蓄積されているデータの見える化を図るなど業務のあらゆる面でDXと見える化を追求し経営情報を社員全員で共有。見積状況、売上予測、利益、経費などを見える化し社内に公開してコスト意識を高め、また、働き方改革を強力に推し進めることで売上と利益の増加を達成。
#データ見える化 #情報共有 #コスト意識 #利益増加 #働き方改革
【優秀賞】
デジタルを駆使したシン・働き方改革(株式会社髙梨製作所 山形県河北町)
生産管理システムの導入や製造設備のIoT化、ロボットの活用、自社開発アプリにより24時間無人で生産可能なスマートファクトリーを実現。製造設備のIoT化により、生産活動に伴うあらゆるデータの蓄積・分析が可能となり、歩留まり及び設備稼働率が100%に近い高効率な生産活動や業務効率化による残業時間削減などの働き方改革を実現。
#スマートファクトリー #IoT化 #ロボット活用 #設備稼働率向上 #残業時間削減 #働き方改革
内製したAI「連携名人」と生成AIを組み合わせた連携DXによる業務効率化(国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター)
産総研の技術シーズの社会実装に向け、機械学習を用いて産総研と東北地域の企業との共同研究の連携可能性を計算するマッチングシステム「連携名人」を独自に開発し、生成AIと組み合わせた企業面談支援スキームを構築。企業面談や技術提案を支援し、産総研内の連携担当者の提案力向上を実現。
#機械学習 #生成AI #企業面談支援スキーム #リアルタイム分析
【選考委員会特別賞】
路面標示作業の施工現場におけるMR技術の活用(株式会社石川 山形県山形市 )
路面標示の塗装の現場での手作業依存と属人化、作業員の高齢化などの課題解決や生産性向上を目指し、MR技術を活用した新たな作業支援システムを開発。現場で装着可能なMRデバイスを活用し、標示図形をリアルタイムで路面に重畳表示することで、現場での作図作業を省略し、作業時間の短縮と効率化を実現。
#MRデバイス #プロ人材活用 #オフショア開発 #作業効率化 #作業平準化
物流の未来を切り拓くAI運行管理システム(有限会社石田運輸商会 秋田県大館市 )
IoT技術を活用した動態管理システムを導入し、RPAとAIによる運行データの自動解析を行い、運行管理業務の効率を30%向上。さらにドライバーの拘束時間や運転時間を正確に管理し、効率的かつ安全な配送計画や運行パターンの改善策の提案する仕組みを実現するなど、生産性と安全性の両面から、業界における自社の競争力強化に貢献。
#RPA #AI #運行管理効率化 #安全意識向上
中小製造業向け共通プラットフォーム構築への参画と二酸化炭素排出量可視化への取組み(マツモトプレシジョン株式会社 福島県喜多方市 )
クラウドERPを核とした中小製造業向け共通プラットフォームの構築への参画によるDX化の推進を実施。導入年度に売上総利益30%・営業利益率3%改善、導入2年目に全従業員の基本給与4%上乗せを達成。 さらにERPと連携したカーボンフットプリント会計の仕組みを導入し、製品ごとのCO2排出量の可視化を実現。
#クラウドERP #製品原価算出 #利益率改善 #賃上げ #二酸化炭素排出量可視化
ソリューション部門
【最優秀賞】
クレーン作業安全支援システム(ステレオカメラ × AI)(株式会社オプトル 岩手県花巻市 )
ステレオカメラ技術とAI認識技術の融合により、クレーン作業現場を俯瞰し危険の検知・警告を行う「クレーン作業安全支援システム」を開発。これまで主に誘導員による目視で対応していたクレーン作業現場における安全確認を支援し、事故の未然防止や作業員の安全意識の向上等に寄与。これまでに全国各地42現場に導入され、導入後の事故はゼロ。
#ステレオカメラ技術 #AI認識 #後付けシステム #リスキリング #安全意識向上
【優秀賞】
施工前物件のバーチャルツアーを低コストで提供する「エクスプレスパース」(スリー株式会社 秋田県大館市)
住宅設計図を基にAI技術を用いてWebサイト上で施工後の3Dの室内イメージを最短1日・低コストで生成できる「エクスプレスパース」を開発。住宅等の商談において、平面図面に3DCGを組み合わせることが可能となり、工務店やハウスメーカーの提案力強化や顧客体験の向上に寄与。
#バーチャルツアー #低コスト #AI技術
DX推進×人材育成のダブルエンジン!伴走支援サービス「Digibiz®️」(株式会社プレイノベーション 福島県郡山市 )
DX推進プランの立案・実行支援から人材育成支援までをパッケージ化した伴走支援サービス「Digibiz®︎」を開発。個社単位だけではなく行政や商工会等と連携してセミナーや研修の形式で提供し、中小企業群への面的支援を実施。さらに「デジビズ・クラウド」や「DX伴走支援AI」等独自システムの開発・試験運用も行い「DX推進支援のDX」に挑戦。
#伴走支援 #人材育成 #面的支援 #DX伴走支援AI
2023年
業務プロセス部門
【最優秀賞】
建設業における「全員DX」への挑戦:ノーコード活用とデータ・ドリブン経営(株式会社後藤組 山形県米沢市)
建設業の抱える人手不足を解消するため、「全員DX」をテーマに、社員全員がノーコードツールを活用し、現場作業の効率化を図ることで1.77倍の生産性向上を実現。協力会社への教育支援など自社に留まらない活動も実施し、地域の生産性向上にも寄与。
#ノーコードツール #全員DX #業務効率化 #データ・ドリブン #DX勉強会
【優秀賞】
データマネージャー育成による問題解決活動の定着化事業(秋田エプソン株式会社 秋田県 湯沢市)
大学と連携しデータ活用による品質管理等を実践できる人財育成プログラムを設立。スキルアップにより課題本質に対する理解度向上、改善の取組速度向上を実現。これまでに自社内で18名のデータマネージャーを育成し、このほか、地域の複数社で同プログラムを実施するなど地域への波及にも貢献。
#データマネージャー #人材育成 #業務効率化 #工数削減 #データ・ドリブン
地場企業、IT企業、地銀が一体となり推進する地場企業のDXプロジェクト(株式会社ネクスト、株式会社大門米商、株式会社東北銀行)
地場企業、IT企業、地方銀行が一体となり、地場企業の課題であった紙ベースの業務をタブレットやPCから入力・活用できるクラウドシステムを構築。業務データの⼀元管理により、事務処理の負荷軽減やデータ活⽤による業務分析が可能となり経営の高度化に成功。
#ノーコードツール #業務効率化 #業務効率化 #事務処理200時間削減 #リアルタイム分析
【選考委員会特別賞】
セルドシステムを用いた障害者就労移行支援事業の業務フロー統一と人材育成の効率化(株式会社チャレンジドジャパン 宮城県仙台市)
ビジネスアプリケーションを組み合わたセルドシステムの構築により、全国26か所の障害者就労移行支援事業所毎に異なる業務フローの統一化に成功し、年間約6,450時間の作業工数削減を達成。今後はマーケティングにも同システムを活用し、採用企業の障害者雇用に対する理解促進、支援拡大等を目指す。
#生産管理ソフト #業務フロー統一化 #業務効率化 #6,450時間削減 #障害者雇用
日本最大級植物工場の需給管理システム開発(株式会社舞台ファーム 宮城県仙台市)
新卒2年⽬の⾮エンジニア社員が、無料で利用できるwebアプリケーション型の表計算ソフト及びノーコードツールを活用し、日本最大級の植物工場「美里グリーンベース」における需給管理システムを開発費用をかけずに実装。播種計画の適正化による歩留改善と紙媒体の電子化により労働効率化・紙資源削減を達成。
#ノーコードツール #アプリ化 #業務効率化 #紙削減 #生成AI #在庫予測
製品・サービス部門
【最優秀賞】
非破壊検査と拡張現実技術を融合したインフラ点検システム(株式会社XMAT、東北大学、日本大学、株式会社エビデント、株式会社復建技術コンサルタント)
ハンディ型蛍光X線分析装置及びウェアラブルグラスによるAR技術の融合による非破壊検査を実現することでコンクリートの塩害調査の測定時間を90%以上短縮。慢性的な人手不足が課題となるインフラ維持管理における作業効率を飛躍的に向上させ、工期短縮及びコスト削減に寄与。
#AR技術 #ウェアラブルグラス #インフラ点検 #業務効率化 #工数削減
【優秀賞】
中小製造業が中小製造業のために開発した生産管理システムで今こそ生産性革命を!(プロフェクト株式会社 岩手県花巻市)
全国の中小製造業8社が生産管理についての課題を持ち寄り、中小企業の製造現場に必要な機能を備えた生産管理システム「TED(Total Engineering Design)」を開発。生産現場に必要なQ(品質)、C(コスト)、D(納期)のノウハウを網羅するシステムにより、中小企業の生産性向上に寄与。
#中小製造業 #システム開発 #全工程見える化 #業務効率化 #不良品削減
四足歩行ロボットを活用した点検業務のDX支援(株式会社東北エンタープライズ 福島県いわき市)
福島第一原子力発電所の廃炉作業や災害対応製品として販売していた四足歩行ロボットSpot®を製造業向けに展開。プラント内を点検巡回させ、設備の稼働データを収集し、AIで整理・分析する事業モデルにより製造業の生産性向上、人手不足に寄与。併せて、導入・運用の支援としてリモートで動作確認等が可能な施設を整備し、全国からの需要に対応。
#四足歩行ロボット #データ収集 #点検業務のDX化 #設備異常の早期発見
【選考委員会特別賞】
革新的なチェックシート及び機能訓練メニューの自動化ソフトの開発(株式会社ケアスマイル青森 青森県青森市)
要介護者の運動機能を評価し、最適な機能訓練計画と身体機能の改善のためのエクササイズメニューを提案するシステム「4MS」を開発。要介護者の日常生活の動作改善に貢献するほか、事業所内の生産性向上、職員25名がリハビリトレーナーに昇格する等人材育成にも寄与。
#労働生産性向上 #営業利益拡大 #業務効率化 #キャリアアップ
支援部門
【最優秀賞】
山形から全国へ。RPAから始めるDX推進で中小企業を元気にする!(株式会社ASAHI Accounting Robot研究所 山形県山形市)
RPAを活用した自社の業務自動化ノウハウを活かし、全国中小企業のDX推進のお悩みを、「RPAを"きっかけ"としてDXの一歩を踏み出す伴走支援」により多数解決。全国124社に対して勉強会開催、156社の開発支援を実施。さらに定期的なセミナー開催により、企業のDX人材育成にも貢献。
#RPA #伴走支援 #人材育成 #無料セミナー
【優秀賞】
岩手初!ものづくり企業が取り組むデジタル人材の育成スキーム構築(株式会社長島製作所 岩手県一関市)
デジタル人材の不足に対して、社会人対象の実践的なプログラミングカリキュラム「スパルタキャンプ」を自治体や県内IT企業と連携して開催。また、幼少期から高校生を対象とする異業種連携によるプログラミング教室「PLOT」を開講し、ものづくり企業が主体となって、岩手初の循環型デジタル人材育成スキームを構築。
#デジタル人材育成 #プログラミング教室 #スパルタキャンプ #PLOT
山形の活性化を図るべく、抱えている多くの社会的問題をDXで解決(株式会社メコム 山形県山形市)
少子高齢化、若年層の県外流出等の社会課題をDXで解決するため、東北芸術工科大学と連携し、”MECOM DX Center”を開設。デジタルネイティブ世代のアイディアを取り入れたDX体験空間の提供、専門スタッフの伴走により、企業経営の課題解決に資するDXロードマップの作成を支援。
#DX支援 #ロードマップ作成支援 #システム体験
2022年
業務プロセス部門
【最優秀賞】
DXを活用し多品種少量生産における働き方改革(夜勤を廃して1直化)(プラスエンジニアリング株式会社 仙台事業所 宮城県村田町)
多品種少量生産を行うなかで、自社開発のERP(基幹業務)システムにより「見積・受注・生産管理・出荷」までの全工程をデジタル化することで、生産の進捗や損益をリアルタイムで把握。併せて生産現場の改善成果についてもデータ化を進め、複数種の連続自動加工や無人夜間稼動の仕組みを構築するなど、受注量等を落とさずに夜勤を廃止し、日勤のみの1直化体制の導入に成功。
#ERPシステム #自動生産 #生産性向上 #夜勤廃止 #働き方改革 #人手確保
【優秀賞】
米沢発!中小企業のDXによるスマートファクトリー化(三井屋工業株式会社 東北事業部 山形県米沢市)
タブレット・スマートフォン・スマートウオッチと連動した生産管理システムを独自開発したほか、設備データと生産実績情報の掛け合わせによる故障や不良の予兆管理、AGV導入等のスマートファクトリー化にチャレンジ。取得したデータの活用、高速PDCAを回す事により従来比200%の生産性向上を達成。
#スマートファクトリー #生産性向上 #無人搬送車 #データ可視化 #予兆管理
「一括管理システム」と「一気通貫生産システム」の構築を通じた収益拡大と人間力の育成 (株式会社上和電機 山形県高畠町)
債務超過に陥ったことをきっかけに、より収益率の高い「1か月以内の短納期受注」の対応に注力することを決定。製造の短納期化を可能にするべく、市販ソリューションを組み合わせた文書・原価・発注の一括管理システムや、製造指示を各工程に一気に指示伝達する『一気通貫生産システム』を導入し、経営改善を達成。
#生産システム #業務効率化 #短納期受注 #利益率UP #収益拡大
【選考委員会特別賞】
タブレットを活用した革新的な運行管理による経営効率の向上(有限会社黒潮重機興業 宮城県多賀城市)
タブレットを利活用した配車・顧客・地図・運搬履歴等の情報管理、ドライバーとのコミュニケーション強化と、これらデータを活用した後方支援システムを構築(運行管理システム「KRSION(クロシオン)」)。業務の見える化が進み、運搬や配車業務の効率化、残業の減少を実現。
#配車効率向上 #受注件数UP #残業時間削減 #アナログとデジタルの融合
製品・サービス部門
【最優秀賞】
DXの力でより身近に、よりオープンに!建設現場を変える挑戦(隂山建設株式会社 福島県郡山市)
ICT施工やドローンの導入を積極的に進めるとともに、2019年に建設情報可視化アプリ「Building MORE(ビルモア)」を自社開発し、 ”建設現場の状況をいつでも・どこでも、建設会社と発注者が共有出来る環境”を実現。Building MOREは、建設業界の安全性・効率性向上に向け、さらに機能を拡充中。
#ICT施工 #ドローン #DX推進室 #自社開発アプリ #働き方改革 #人手確保
【優秀賞】
買物デジタル支援システムと限定地域流通網による地域活性化への貢献(株式会社チャンピオン 山形県酒田市)
買物が不便な地域の住民とホームセンターの店舗をオンラインでつなぎ、店員と会話をしながら買い物ができる体制を整えつつ、山間地の住民が育てた野菜等を店舗で販売する仕組み(ローカルロジスティックス)を構築。デジタルとリアルのそれぞれの良さを組み合わせ、高齢者や要介護者といった買物弱者への支援とQOL(Quality of Life)向上に貢献。
#買物弱者支援 #ローカルロジスティクス #DIY #QOL向上
FAQの活用で組織内の問合せを削減し、業務効率化を実現する「ふれあいコンシェルジュ」(北日本コンピューターサービス株式会社 秋田県秋田市)
従来のキーワード検索やAIチャットボットにおける課題を解決するべく、自然言語処理AIエンジンを独自開発し、シンプルで簡単に利用できるFAQシステム「ふれあいコンシェルジュ」を製品化。日本語特有の言い回しや送り仮名等の違いがあっても、求める回答を簡単に検索可能で、顧客における問合せ対応業務等の生産性向上に貢献。
#FAQシステム #自然言語処理AI #共同開発 #顧客対応の質向上 #収益拡大
支援部門
【最優秀賞】
高校生にAIを学ぶ機会を提供する「デジタル人材育成プロジェクト」(やまがたAI部運営コンソーシアム 山形県山形市)
支援部門 最優秀賞 県内14自治体、3大学、65の民間企業が連携して、県内の高校生にAIを学ぶ機会を提供。プログラミング講座や企業訪問(AI導入や活用のアイデア提案を実施)の場を提供するとともに、学んだ成果を発表する場として「やまがたAI甲子園」を開催。AI人材の育成とともに、若者の県内定着・就職を促進。
#AIプログラミング教室 #デジタル人材育成 #やまがたAI甲子園
【優秀賞】
DMPとCRMシステムを活用した広域観光戦略立案による、東北への観光誘客促進(一般社団法人東北観光推進機構)
東北域内の観光マーケティングデータを一元管理する『東北観光DMP』とCRMシステム『TOHOKU Fan Club』を構築し、域内の自治体やDMOに開放。現状分析だけでなく、データに基づく戦略立案・プロモーション・受入環境整備への活用を支援。
#観光DX #データ活用 #データマネジメントプラットフォーム #ダイレクトマーケティング
【選考委員会特別賞】
自社の実証済DX活用ノウハウを、中小企業へノウハウシェア&DX伴走支援(株式会社高山 宮城県塩竈市)
コロナのピンチをチャンスに変えるべく、デジタル化を圧倒的に実践し、自社の採用・生産性を1年間で劇的に向上。その実践ノウハウと体験をシェアする「DX体験ツアー」及び各社のニーズに沿った「DX伴走支援」を商品・サービス化し、事業承継と同時にDXで業態転換に成功。
#事業承継DX #業態転換 #伴走支援 #働き方改革支援 #サイバーセキュリティ支援
AZLMにおけるAIソリューション(映像AIサービス、AZLMアプリ、DB分析サービス)の導入による顧客分析支援(東日本電信電話株式会社 岩手支店 岩手県盛岡市)
NTT東日本の窓口跡地に出店したAZLMカフェ内において、複数のAIカメラにより来店者の属性や導線情報を取得し、リアルタイムで分析。別途協力企業にて取得する購買データとの掛け合わせにより、地域の特産物等の効果的なマーケティングを支援。
#街なか活性化 #スマートストア #AIカメラ #ライブマーケティング #データ活用
2021年
業務プロセス部門
【最優秀賞】
タイヤのインターネット販売による売上拡大とRPA活用による生産性アップ(株式会社ホリ・コーポレーション 山形県酒田市)
他社に先駆けタイヤのネット販売を開始し、販売本数が増加する一方で、現場の発送業務の負担が増大。課題解決に向け、タイヤのバーコードを読み取るだけで受注情報の確認と送り状の印刷ができるシステム開発を行うとともに、RPAによる業務プロセスの効率化を進めた。その結果、タイヤの発送業務は1人で実施可能となり残業が激減。誤発送の発生率もほぼ0%となり生産性向上を実現。
#RPA #バーコード #業務効率化 #生産性向上 #残業激減 #誤配送削減
【優秀賞】
社内DXからAIソフト開発(パッチリ)による作業時間1/8の短縮まで(イデアルファーロ株式会社 山形県酒田市)
拠点が分散している介護障がいサービスの現場における情報が人と場所に縛られているという課題に対し、チャットツールやクラウドを導入し、口頭で行っていた伝達をテキストとリンクで行う方針とした。結果として、リアルタイムに情報共有が可能となり業務効率が向上。また、業界初のAIを用いた障がい者向けケアプラン作成支援ソフトの開発にも成功し、初回のケアプラン作成時間が1/8になり大幅に短縮された。
#チャットツール #クラウド #AI活用 #ソフト開発 #業務効率化 #生産性向上
IoT工具管理システム開発による段取時間の短縮(株式会社マイスター 山形県寒河江市)
金属加工現場において加工工具を収集する時間を短縮するために「IoT工具管理システム」を開発。加工プログラム毎に必要な工具を必要な順番でLED点灯させることで、誰でも容易に必要な工具を短時間で収集することができ、作業環境に応じたレイアウト変更、連結による拡張も容易である。これにより、作業者の記憶や慣れに依存しない短時間での加工工具の収集を可能とし、工作機械の稼働率向上も実現している。
#IoT #システム開発 #業務効率化 #人材育成 #システム開発
製品・サービス部門
【最優秀賞】
パイプ探査ロボット「配管くん🄬」を活用した、設備業における配管調査のデジタル化(株式会社弘栄ドリームワークス 山形県山形市)
配管の状況把握を目的に、ICT技術とAI技術を組み合わせて、カメラと位置計測センサーを搭載し配管内を自在に進むパイプ探索ロボット「配管くん」を大学と共同開発。取得した映像・位置情報は、クラウドサーバにビックデータとして格納され、映像解析等を含めたAIによるデータ解析も可能としている。
#AI #ロボット #産学連携 #業務効率化
【優秀賞】
人工知能技術を活用した次世代型インフラメンテナンスサービス THE JUDGE(株式会社SRA東北 宮城県仙台市)
AIを活用しサビの腐食度合いを判定し、自社の設備状況を可視化分析するサービスを開発。現状のプラント検査分析は人の目で行われており、誤った検査結果が出てしまうなどのリスクもあるが、本サービスでは人間の目に代わるVISIONとしてAIを採用し、常に一定の判定基準で安定的な分析を行うことを可能としている。
#AI #業務効率化 #脱属人化 #データ収集
IoTの活用により遠隔監視・制御可能とした畜産排水処理監視システムを開発・商品化(山形東亜DKK株式会社 山形県新庄市)
有機物を分解する際に電流を発生させる発電細菌を利用し、汚水のBOD値を6時間で予測するシステムを開発。これにより、電力消費の削減と脱窒(汚水中の硝酸性窒素等の除去)効率を向上させることに成功。さらに専用IoTシステムを構築し、スマートフォン等による測定水質の遠隔監視や水質異常の早期検出機能を実装。施設保守管理のテレワーク対応を可能にしている。
#自動制御 #IoTシステム #遠隔監視 #アラートメール #業務効率化
【選考委員会特別賞】
計画発電蓄電制御システムを活用した電動商用車でカーボンニュートラル実現への貢献(株式会社サニックス 山形県山形市)
大型商用車の電動化の普及に向け、発電機と二次電池を小型化するための「計画発電蓄電制御システム」を開発し、プラグインレンジエクステンダー電動トラック(外部充電と小型発電機の電気を動力源とする電動トラック)でその効果を実証中。寒暖差、地理的高低差の激しい山形で開発したデジタル技術で地方創生を目指す。
#EVトラック #システム開発 #CO2削減 #省エネ
支援部門
【最優秀賞】
宮城県コロナ患者宿泊療養施設及びワクチン接種におけるDXの実践(東北大学病院 宮城県仙台市)
コロナ禍において、医療の現場で機能するシステムを短期間で独自開発。(a) コロナ患者宿泊療養施設において検査結果をオンラインで共有するシステムを全国に先駆けて開発。 (b)宿泊療養施設において、電子カルテを配備し、紙及びスキャン技術を併用してレッドゾーン内での抗体カクテル療法の記録をデジタル化 (c) ワクチン接種予約システムを独自開発し、教育機関にスムーズなワクチン接種を提供。
#スマートホスピタル #電子カルテ #システム開発 #業務効率化
【優秀賞】
老舗企業が取り組むビジネスを爆速で成長させるための三方よしの産学連携DX支援(株式会社ミヤックス 宮城県仙台市)
デジタルを活用したい地元企業からデータを提供してもらい、データ科学やAIを学びたい学生にBI,RPA,AIといったデジタル技術の教育を実施したうえで企業課題に取り組んでもらう枠組みを構築。わずか1年余りで5社以上のDXプロジェクトを支援。
#AI #データ科学 #人材育成 #業務効率化
「データ駆動型スマートシティ」の実現へ向けた震災復興の取組(アクセンチュア株式会社イノベーションセンター福島)
震災以後、会津若松市の「データ駆動型スマートシティ」の推進を支援。三方よしの理念の元、ICTオフィスビル開設に伴う最先端企業の誘致やベンチャー企業立上げ支援、地域のデータ人材育成等に取り組み地域経済の復興を後押し。地方分散における新たな地域経営モデルとして全国的にも注目されている。
#スマートシティ #AiCT #デジタルコミュニケーションプラットフォーム #オプトイン
お問合せ先
東北経済産業局
地域経済部 製造産業課 情報政策・半導体戦略室
電話:022-221-4895(直通)