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産業標準化

標準化を活用した事業戦略のススメ

標準化は、新しい技術や優れた製品を速やかに普及させるためのツールであり、事業戦略を練る際に欠かせない存在です。

しかしながら、標準化を上手く活用できていない現状があり、標準化の「意義」、「ビジネスへの活用事例」、「作成プロセス」などを紹介することで、企業の皆様に「事業戦略上、1つのツールとして標準化を活用できる」と理解していただくことを目的とした「標準化を活用した事業戦略のススメ」という資料を作成しました。

標準化に御関心のある東北管内の事業者の皆様には、東北経済産業局又は日本規格協会(JSA)の職員が出向いて、御説明や意見交換等させていただくことも可能ですので、お問合せください。

新市場創造型標準化制度

「新市場創造型標準化制度」とは、既存の業界団体等では対応が出来ない、複数の関係団体に跨がる融合技術や特定企業が保有する先端技術に関する標準化を進めるための制度です。

採択条件を満たし、本制度を利用することで、業界団体等から積極的な協力が得られない場合でも規格制定に挑戦することが可能となります。

  • 詳細や活用実績については、以下のホームページを御覧ください。

東北管内の活用実績

東北電子産業株式会社

プラスチックに含まれる過酸化物の微弱発光の高感度測定方法(JIS K 7351 2018年1月22日公示)

株式会社東亜電化

「熱硬化性樹脂成形に用いる微細・精密形状金型用含ふっ素化合物被膜の離型性試験方法」に関する標準化について新市場創造型標準化制度の活用が決定されました。

株式会社アイカムス・ラボ

「画像処理による液体の体積測定法についての評価方法及び当該体積測定法を用いたピストン式ピペットの校正方法」に関する標準化について新市場創造型標準化制度の活用が決定されました。

パートナーシップ制度

標準化支援を行う一般財団法人日本規格協会及び企業に身近な存在である自治体・産業振興機関、地域金融機関、大学・公的研究機関等がパートナーシップ機関として連携し、標準化を通じて、企業等の優れた技術・製品による国内外の新市場創造等を支援する制度です。

標準化の相談を御希望の方は、一般財団法人日本規格協会もしくは以下のパートナー機関にお問合せください。

標準化活用支援パートナーシップ制度の支援スキーム

標準化活用支援パートナーシップ制度の支援スキーム

上記の「標準化活用支援パートナーシップ制度の支援スキーム」の画像が御覧いただけない場合は下記のPDFファイルを御覧ください。

産業標準化推進連絡会議

企業の標準化を促進するには、企業側の制度の理解に加え、事業課題や経営者等を知り、事業戦略に踏み込んだ相談にのることができる身近な支援側の理解と関与が必要です。

東北経済産業局では、中期政策において「知的財産・標準化戦略の活用による競争力強化」を掲げており、全国に先駆けたモデル構築のため、地域の支援機関が集まり、標準化の支援方策や具体的事案の共有などを行い、相互に支援の補完も可能となるようなネットワークの構築を福島県内で進めております。あわせて、標準化についての理解を深めるためのセミナーの開催を行っております。

産業標準化推進連絡会議資料

標準化セミナー講演資料

産業標準化事業功労者表彰(東北経済産業局長表彰)

東北経済産業局では、昭和58年度から東北地域において、産業標準化の推進に関与し、顕著な功績のあった方に対して表彰を行ってきましたが、本表彰は、令和2年度をもって終了いたしました。[2021年04月06日 更新]

過去の表彰実績

産業(工業)標準化事業功労者表彰(東北経済産業局長表彰)

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