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【山形県】平田赤ねぎ

【山形】平田赤ねぎ

根元の鮮やかなワインカラーがシンボルマークの江戸時代から栽培が続く伝統野菜です。

登録情報

平田赤ねぎ 商標登録第5016611号

権利者

庄内みどり農業協同組合

商品の区分並びに指定商品

第31類:山形県酒田市平田地区(旧平田町)産の赤ねぎ

出願日

2006年4月18日

登録日

2007年1月12日

連絡先

庄内みどり農業協同組合

住所:山形県酒田市曙町1-1

電話:0234-26-5500

庄内みどり農業協同組合ホームページ

商品の紹介

主に冬の保存食として栽培

赤ねぎは、北前船による交易が盛んだった江戸時代末期に上方商人がもてなしのお礼に置いていった種が伝来とされ、最上川下流域の酒田市(旧平田町)で 地元農家により自家用野菜、主に冬の保存食として栽培されていました。
ねぎの根元部分が鮮やかなワインカラーで、そこにはポリフェノールやケルセチンの成分が豊富に含まれています。加熱すると甘みが増す魅力的な食材です。

栽培が難しかった在来野菜

平田赤ねぎは根元から枝分かれしない1本ねぎです。病気に弱いため、非常に栽培が難しく、また、収穫まで1年以上かかるため、非常に手間のかかる作物です。 そういった理由から生産量が少なく、地元以外の市場に出回ることがない在来野菜でした。しかし、見た目の印象はもちろん、生で食べると白ねぎよりも辛みが強く、 熱を加えれば甘みが増してトロリとした食感に変わるなど、どんな調理方法でも料理を引き立て、様々な料理を楽しむことができる食材で有ること、さらには、ポリフェノールや ケルセチンの成分が豊富に含まれる機能性の面からも評価が高まりました。
現在では、栽培技術の改良により、徐々に流通量が増加してきたおかげで、比較的入手しやすくなってきています。平成15年には150アールだった栽培面積も250アールに 広がり、首都圏などへ向けても出荷されるようになってきました。

「平田赤ねぎ」ブランド化への軌跡

在来作物の関心が高まる中、「美味しさを世に広めたい」と生産者と県・町などが一体となって平田赤ねぎの産地化に向けて「平田赤ねぎ生産組合」が結成されました。 「真っ直すぐで色鮮やかな太いねぎを作ること」「栽培期間を短縮させて1年サイクルで出荷できるようにする」「生産量を増やすこと」などの課題解決のため、栽培マニュアルの 確立や専用農業機械の導入などに取り組みました。また、この間、平成19年にはブランド化を一層進めるために地域団体商標を取得しました。地域ブランドの確立は、生産組合以外に 販売されていた赤ねぎの抑止力となりました。また、ブランドを守るため、色や太さなどの厳しい出荷基準を独自に設け、良いものだけを流通させるように取り組んでいます。
そのような真摯な取り組みが実を結び、市場関係者からも高い評価を得て、出荷量は年々伸び、東京の築地市場でも取引されるようになりました。
今では、季節のものとして料亭でも重宝されているほか、創作料理で全国的に有名な鶴岡市のイタリアンレストラン「アル・ケッチャーノ」のオーナーシェフ奥田政行さん監修で 調味料「赤ねぎROSSO]の販売にも取り組みました。

リピーターに人気の「平田赤ねぎ」を味わう

平田赤ねぎは首都圏にも出荷されるようになったため、都内のスーパーでも見かけることが多くなりましたが、現地での直売はしていないので、JA庄内みどりの「みどり販売課」 からの購入が確実です。また、収穫シーズンには「JA産直いちば あんべみれ」の通販サイトからでも購入可能です。通常のねぎに比べれば3倍ほどの高値ですが、味の良さから 市場関係者のみならず、消費者からの高い評価を受けており、リピーターが多い人気商品になっています。

庄内みどり農業協同組合ホームページ

「JA産直いちば あんべみれ」ホームページ

 

文章引用:2017年2月発行 東北経済産業局知的財産室編「きらり!TOHOKU 地域ブランドコレクション」