【青森県】青森の黒にんにく

黒くなることで健康機能性がアップしてくるという「不思議な黒い果物」。
登録情報
青森の黒にんにく 商標登録第5777236号
権利者
協同組合青森県黒にんにく協会
商品の区分並びに指定商品
第29類:青森県産黒にんにく
出願日
2014年9月6日
登録日
2015年7月10日
連絡先
協同組合青森県黒にんにく協会
住所:青森県上北郡おいらせ町木崎158番地(木崎野中小企業共同組合内)
電話:0178-56-5317
商品の紹介
「黒にんにく」とは
黒にんにくは高温・高湿の一定の環境に3~4週間置くことで、黒色に変化させると健康機能性成分がアップしてくるという性質を利用した物で、 「不思議な黒い果物」として注目されています。黒にんにくのサプリメントなどは多くのメーカーなどから販売されていますが、「青森のにんにく」は 製造過程で人工的な食品添加物を一切使っていないのが特徴です。
"不思議な黒い果物"
普通の白いにんにくを高温、高湿の状況下に置くと、熟成して黒く変化します。この変化はチョコレートなどと同じメイラード反応というものと考えられています。
黒にんにくが注目されるきっかけになったのは、平成18年の元弘前大学医学部教授佐々木甚一博士の研究成果が挙げられます。生のにんにくにはわずかしか含まれない
S-アリシステイン、シクロアリイン、ピログルタミン酸といった健康機能性成分が黒にんにくには豊富に含まれることがわかったのです。そのため"不思議な黒い果物"とも
呼ばれ、メディア等が取り上げ一躍有名になりました。
黒にんにくの発祥は三重県と言われていますが、全国屈指のにんにく生産地である青森県では、平成18年より研究開発が進められ誕生しました。
「黒にんにく」ブランド化の軌跡
黒にんにく商品が全国的に生産されるようになってきたことから、差別化とブランド確立のため、地域団体商標に出願、平成27年に登録されました。青森には「たっこにんにく」や
「大間のまぐろ」など先駆的な地域ブランドがありますが、「青森の黒にんにく」は青森県一円という広い範囲で初めて登録された地域団体商標となりました。
協同組合青森県黒にんにく協会の県下9事業者がそれぞれ特徴をいかした黒にんにく商品を開発、販売展開為ています。協会のモットーは「騒ぎ続けること」。
常に話題を協会より情報発信為、黒にんにくを広くPRしています。
「青森の黒にんにく」は世界へ
組合が出荷する黒にんにく商品は順調に成長し、平成27年度には約14.5億円を売り上げ、2030年には30億円を目標に、世界進出と地域残る産業を目指しています。
そのため、商品の魅力を絶えず高めていく取組みを続けています。平成28年には、科学によるエビデンス、成分規格化、優良な黒にんにく製造のための指標づくり、そして、一流の料理人
による調理法や海外での活用方法等の情報発信を展開。国内初の黒にんにく生産加工団体として強い発言権で業界を牽引しています。その製菓として、輸出即死とブランド保護への認識を
深めることを目的とした「第1回世界黒にんにくサミットin青森2016」を開催し、安倍首相に料理を提供したシェフを照合、5か国、28都道府県より約500名が来場しました。
今後は毎年開催し、将来的には「黒にんにく学会」の創設も目指しています。
このように、国内はもとより、アジア、ヨーロッパ、アメリカへも販路を伸ばし、「青森の黒にんにく」として広く知られるようになり、名実ともにブランド化につながっています。
「青森の黒にんにく」のことならお任せください!
黒にんにくの関連商品は数多くありますが、「青森の黒にんにく」は科学的な裏付けによる信頼と実績が違います。以前よりも精度を高めた品質の評価方法を青森県産業技術センターと
連携し、食味、アミノ酸等有効成分の含有についてスコア制の評価方法を導入した品質評価制度をつくり、品質の向上に努めています。
黒にんにくのことなら「黒にんにくのスペシャリスト」が構成する「協同組合青森県黒にんにく協会」におまかせください。「青森の黒にんにく」で皆様の健康を応援します。
 
文章引用:2017年2月発行 東北経済産業局知的財産室編「きらり!TOHOKU 地域ブランドコレクション」